Yotsuは、エスカイト鉱石を失った…。
Yotsuは、セフエジの皮を失った…。
ギャッギャッ。こんにちはよつです。
2週間前くらいにやっとこさエスカ盾が完成しました。
Twitterでの幻珠買取ツイートを見て売っていただいた方、LSその他色々な方改めてありがとうございました!
さてこのエスカ盾のみが有する性能に「エンチャント時限定で、合成成功時にHQが必ず発生する。但しNQは認められない為NQ判定時はそのまま合成失敗となる」があります。身も蓋もない言い方をするとNQは程々価値がない合成品に関しては割れ発生、結果として素材が少しでも残ったほうがいい(一部合成レシピ除く)ので、全員がこの性能目当てで盾作成を目指している(いた)と思われます。これを踏まえて、個人的なエスカ盾の使用感や評価を制作過程を含めてあれこれ言いたいと思います。
勘違いしてほしくないのはあくまで一個人のエスカ盾使用感であり、それがエスカ盾持ち全体の意見ではないと言う事です。やっと作り上げた装備にしては妙にマイナス面を強調した記述があるやも知れませんが、他プレイヤー様のエスカ盾を作る意欲を削がせる目的ではありません。先にデメリット…と言いますか、「思っていたのとは違ったなぁ…」と言う部分を。
1:誰しも期待する、HQ合成品を量産生活でウハウハ…は難しい
はっきり言うとHQは運ゲーです。スキル+11を一切満たせない、複合合成レシピをノーエスカ盾で座るよりかは断然期待できますが、HQ判定外は合成失敗になる性質上大抵はパリーン後、
「おきのどくですが、あなたのダークマターはきえてしまいました。」
「おきのどくですが、あなたのセフエジの爪はきえてしまいました。」
「おきのどくですが、あなたのシアンスキンはきえてしまいました。」
的な無慈悲なログが出て終わりです。なんとなく「10回も座れば1回はHQ判定来るやろ…だってそういう性能だからxx億ギル分の投資をして作る盾なんでしょ?」な考えを抱きがちですが普通にオール失敗で全滅もザラです。なので実際に座ってみて「ええ、こんな成功率なの!?」「単一合成スキルものでもHQ判定が来ない!?」と唖然としたエスカ盾持ちも多いのではないでしょうか?
2:エスカ盾作成につぎ込んだギルの回収(真の黒字化)は難しい
エスカ盾の作成には最初のゆるーい課題から始まり、最終段階では途方も無い数のクリスタルと触媒、そして各種幻珠を惜しげもなく注ぎ込む工程があります。これは5億、10億ギルが所持金としてありますよ…程度では全く足りず、完成までの必要アイテム数を逆算するのは怖すぎる程の投資をしなければなりません。いわゆる初期組と呼ばれるかなり早い段階でエスカ盾を完成させたプレイヤーは、サーバにいるかどうかの圧倒的なレアリティと生産性で黒字に転じていると思いますが、実装後数年経ってからやっとこさ作り上げた私の様なプレイヤーには【真の黒字化】はおそらく無理です。合成の世界では常識ですが「同業者」が増える程独占分野がなくなっていく為です。もっともそこまで考えてエスカ盾を作成しているプレイヤーは余りいないと思いますが。
3:エスカ盾の作成過程がまったくもって面白くない+これ合成に関係ある?な部分
これは実装当初から言われている事です。そもそも合成作業自体に面白さを加味するのは非常に難しく(と言うか無理でしょう)、かつては錬成と言うテコ入れがありましたが、兼兼「めんどくさい」「PT組んで合成とかちょっと…」な負の部分がフォーカスされすぎて今ではフォシャベルトや八輪の帯、イベントアイテムのHQ生成にごくたまに錬成するかな?程度の稼働率かと思います。このつまらなさの頂点を極めたと言わざるを得ないのが最終工程で課せられる連携合成です。クリスタルと8属性の各種幻珠を使って技連携の法則になぞって素材を投入→連携発生→エスカ盾作成に必要なポイントがごくごくわずか得られる…なのですがこれが本当に面白くない。こう書くと「いやーあんたエンピ作成のメイジャンの試練NM張り込みとかは面白いのか?」と言われそうですが、実体験としてNM張り込みは出現条件や抽選・リポップ間隔が判明している個体が多く、ぶっちゃけ湧くか沸かないかの二択故に待ち時間にスマホポチポチしたり、単にLSでおしゃべりしたりと違う部分に目を向ける事ができますので、こっちのつまらなさは別の事をしてやりすごせるので個人的には比べるのもおこがましい、とすら感じます。連携合成作業時はそれしかできないので本当に辛い。「エスカ盾作成が楽しい要素があったらみんなこぞってやっちゃうでしょ!」な意見も当然あると思いますが、それを差し引いてもつまらなさすぎです。もっともこの作業を30分やってみて「あ、これは俺には完成までやり続ける事は絶対に無理ですわこれ」と早々に諦めさせる根性だめしシステムとしては完成度は非常に高いと言えます。作っておいてこんな事を言うのは後出しずるいわーって思う方もいるかもですが、途中で作成を諦めても誰も責めませんし、未練を捨てて見切りをつけるのも正しい選択です。
4:合成連携システム実装により、不正ツール使用者の蔓延と増加、そして処罰なしの放置
3の続き部分にもなります。合成とは本来縁もゆかりもない連携+合成と言うシステム、そのシステム稼働に使うアイテムの実装が引き起こした各地での自動BOT狩りの蔓延(そして何の処罰もなし)は決して無視できるものではありません。我がサーバではパルブロ鉱山では常にAnonPTが不思議な挙動で練習相手になりません、の亀を追いかけ回し、ラ・カザナル内郭では激しく点滅を繰り返しターゲットが定まってからとんずら並の速度で近づいて攻撃を始める、それを何時間もペースを落とさず続ける自動でフォモルを狩り続けるプレイヤーは皮肉な事に名物になっています(処罰される気配もないのでまたあいつやってるわ、位には笑われている)。そして彼らは既に【エスカ盾を完成させている】のに【エスカ盾作成に使うアイテム】を自動狩りしてまで取り続けているのです。理由は単純で、「需要があるのでお金になるから」です。特に後者のファモル狩りはついでにジョブポも稼げる、アイテムはたまに出てればいいやと言わんばかりにトレジャーハンター持ちではないジョブで自動狩りしている頭がいいんだか悪いだか、な不正者もいます。
…まだ言いたい事はありますが、次はエスカ盾作ってよかった、な面を述べます。とは言え1点しかなく、その1点が全てです。
1:自力でHQ品を生産できるのは単純に嬉しい
これに尽きると思います。競売にはなかなか出てこない…と言うか履歴すらない、需要は少ないけど使ってみたいマスター専用武器や呪物HQを自作して自分用に、他人からのリクエストで(割れは了承済前提で)HQを無事生産する事は純粋に嬉しい事です。またいくら割れまくるとは言え余裕を持った数の素材を持ち込んだ場合は1個でもHQ品が生まれれば競売で購入するよりは相当に安上がりになる事も。当然合成開始1回目からいきなりHQが来る、余った素材で座ったらまたHQが来て完全黒字確定で【やったー!】なんて確変もありえますので、伸るか反るかな博打は嫌いじゃないぜぐへへ、な人にもドキドキ感が味わえて良いと思います。
以上がエスカ盾を作った後の感想になります。冒頭にも触れましたがあくまで私はこうだった、こう思う、な意見なので、現在作っている人のやる気減退を目的とした記事ではない事を今一度記しておきます。ほなまた@@